白馬とは無関係な話題が続いてごめんなさい。
東京タワーが完成した昭和33年、日本では「3丁目の夕日」に描かれたような希望に溢れた時が流れていました。
その頃、旧ソ連モスクワで第1回「チャイコフスキー国際コンクール」(以下チャイコン)が開催され、ピアノ部門では23歳の米国人「ヴァン クライバーン」が優勝し話題となりました。
ちょうど同じ頃、スウェーデンでは第6回FIFAワールドカップ(以下W杯)が開催され、17歳の「ペレ」の大活躍でブラジルが優勝しました。
チャイコン、W杯、ともに4年ごとの開催、、、しかも6月、、、
以後、この2つのイベントはずっと同時期に開催されることを余儀なくされてしまいました。
*文末に訂正追記有り
音楽とサッカー、、、チャイコンとW杯、、、まったく異なるジャンルで競合するものではありませんが、両方が気になる私としては「なんとか時期をずらしてもらえないものか、、、」といつも思っていました。
サッカー好きの若いピアニスト達は、母国の試合結果が気になり演奏に集中できなかったのでは、、、と勝手に心配していました !!(笑)
サッカーとピアノ、どちらもワールドクラスの天才プレーヤー、、、こんな主人公を描いた映画があったら面白そうですね。
例えば、リスト弾きの超絶技巧ドリブラ―、バッハしか弾かないミッドフィルダー、モーツァルトとオーバーラップが大好きなサイドバック、ベートーベンを愛する不動のゴールキーパー、、、
コンクールに出るか、試合に出るか、、、天から二物を与えられてしまい思い悩む主人公、、、
あるいは、、、
サッカー選手とピアニストの恋の物語、、、舞台はチャイコンとW杯で同時進行、、
演奏と試合風景がテンポ良く次々に映し出される、、、いろいろアイデアが浮かんできますね(笑)
2002年日韓共同開催のW杯、予選リーグ日本対ロシア戦で1対0で日本が勝ったとき、モスクワでは敗戦に怒った群衆が暴れ、チャイコンのアジア人参加者が襲われるという残念な事件が起こってしまいました。 治安面からも、時期をずらしてほしいと強く感じたものです。
そして2006年開催予定だったチャイコンは、資金問題等いろいろな理由で開催が1年延期され2007年となり、W杯の呪縛?からようやく解放されました。
と、思いきや、今度は女子ワールドカップと重なってしまい「なでしこジャパン」が気になってしまいます、、、、
次回は2014年のW杯ブラジル大会と2015年のチャイコン、、、楽しみです。
明後日のウズベキスタン戦も、、、。
*訂正追記 by 山口 2013/4/13
第一回のコンクールは6月ではなく4月に開催されていました。
従って、ワールドカップスウェーデン大会とは2ヵ月の時差がありました。
「今日は何の日」というラジオ番組で「45年前の今日、クライバーンが優勝した」と
放送されていて知りました。近年は間違いなく6月開催ですが、昔は多少ズレがあったようです。
訂正させていただきます。 申し訳ありませんでした。
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