2012年03月10日

再び雪景色の白馬村

ここ数日、ブログで春間近の白馬村の様子に触れてきましたが、、、、
今朝は一転、再び一面の雪景色です!!
地面が顔を出していた「アンプロムプテュ白馬」の周囲も、昨夕から降り続いた雪で真白です。
湿った重い雪ですぐに融けるかとは思いますが、窓の外は一面の雪原、簡単に春は来てくれません。
周りの木々の枝にも雪がつもり、とてもきれいな眺めです。

DSC_0247.JPG
上の写真は当館2階から東方向を写した今朝のショットです。(アルプスとは逆方向)
一面に田んぼが広がっているのですが、まだまだ深い雪に覆われています。
昨日はこの雪原をキジが散歩していました。
左の木は桜です。白馬村で一番遅咲きの桜として知られています。 2カ月後の5月中旬には美しい花を咲かせてくれることでしょう。楽しみです。


DSC_0248.JPG
上の写真は、眺めが素晴らしい露天風呂がある白馬ハイランドホテル方面を当館2階から写した今朝のショットです。山の木々がきれいです。 真冬の雪景色という雰囲気ですね。



春の気配を感じたり、すぐに冬に戻ってしまったり、、
でも昼間は少しずつ長くなり、オリオン座は早く沈み、、気温も上がってきました。
春がすぐそこまで来ているのは確かです。
春の序章の3月の白馬、、、皆様のお越しをお待ちしております。





posted by ピアニストの隠れ家オーナー at 11:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月03日

白馬村の村内放送

昨日の雨で雪がだいぶ融けて地面が見えてきた白馬村です。
寒さも少し和らぎ、春が近づいてきたようです。

一昨日のサッカーW杯予選ウズベキスタン戦は残念な結果に終わってしまいましたが、先日のブログで触れた「ハウリング」のような音を鳴らしての応援がまた聞こえてきて、私にとっては試合結果以上に嫌な印象が耳に残ってしまいました。

白馬村には村内放送用のスピーカーが何箇所か設置されていますが、もちろんハウリング音など流れてきません、、、、(笑)!!!
村内放送では、村役場から発信されるいろいろな情報が流されます。
大雪や大雨が降ったときにはJR大糸線の運行状況、秋になると里に降りてきてしまったクマの目撃情報、等々、生活に役立つ情報を迅速に知らせてくれるのでいつも注意を払っています。

昨日は役場が保護した「迷いイヌ」の情報が流れていました。 
「黒と茶色の雑種のオスで黒い首輪、、、」飼い主がみつかるといいのですが、、、。
午後には「小学生の下校時刻なので、村民の皆さんの見守りをお願いします、、」という放送が毎日流れます。
ほのぼのとした内容で、都会生活では味わえないホッとする気分になります。

ずっと都会暮らしが続いていた私にとって、白馬村へ引越して来た当初はこのアナウンスはとても新鮮でしたが、震災後はついつい「津波到来のアナウンス」を連想してしまいます。
最後までマイクから離れず放送を続け津波で亡くなられた方のことを思うと胸が痛みます。
白馬村のスピーカーから「避難勧告」などが流されることなく、平和な穏やかな日々が続くことを祈るばかりです。



posted by ピアニストの隠れ家オーナー at 16:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月29日

音楽の無い映画「家族ゲーム」

東京はまた大雪のようですね。
白馬村は小雪が舞う程度で、穏やかな天気です。

先日TVで映画「家族ゲーム」を観ました。
TVのチャンネル切り替え中に偶然みつけて、とても懐かしくなり深夜まで見続けてしまいました。

昨年末に亡くなられた森田芳光監督の1983年の作品で、今は亡き松田優作や伊丹十三、今話題の由紀さおり等が出演しています。
大ヒットしたのでご覧になられた方も多いかと思います。
当時の殺伐とした家庭を風刺して描いた作品で、すべてのシーンにシュールなスパイスがたっぷりと効いていて、私もとても気に入って映画館で何度も繰り返し観たものです。

正面を向いて横1列に並んで食べる食卓のシーンはたいへん話題になりました。
何よりも印象的だったのが「音楽無し」、、、レコードをかけているシーンでも音は無し、、、
そして「生活音」「効果音」がとても際立って聞こえ、今でもいろいろな音が耳に残っています。
ヘリの音、学校のチャイム、食事中の様々な音、飲み込む音、お皿のカチャカチャ音、目玉焼きの黄身を「チューチュー」吸う音、、等々、記憶に残るたくさんの音がそのシーンを思い出させてくれます。
サウンドトラック音楽で表現を助長するのが映画での常套手段ですが、この作品は全く逆、音楽無しの静寂にグイグイ引き込まれました。

台詞はボソボソとしたものが多かったですが、細部まで綿密に計算されていて緩急織り交ぜたリズム感が抜群でした。
音楽無しですが、極めて音楽的な香りがする作品だったと思います。

由紀さおりさんの演技もなかなか味があり、声がとても澄んでいました。

12月のブログで「白馬では静寂こそが最高のBGM!!」 と書きましたが、この作品では「音楽無し」が最高のサントラだったようですね。

森田監督に合掌






posted by ピアニストの隠れ家オーナー at 17:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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