2012年06月19日

「クスクス Couscous !!」

「フランスの美味しいものは??」、、、フォアグラ、トリュフ、ワイン、バゲット、等々いろいろなものが思い浮かびますが、「日本へ帰ってきていちばん懐かしいフランスの料理は??」というと「クスクス」と答える方が以外と多いのではないでしょうか???

「クスクス Couscous」とは北アフリカのモロッコ・チュニジア・アルジェリアの料理です。デュラム小麦を細かい粒状にして蒸したもの(スム―ル)に、香辛料の効いた野菜・豆たっぷりのスープをかけたものが基本形で、そこにいろいろな肉や魚も加わります。パリはもちろんフランス中で味わえる料理で、フランスの日常料理といえるほど親しまれています。

あまりの美味しさに、食べていると「クスクス」と笑ってしまうのが名前の由来というのはウソです(笑)!!

お値段も安く(15€ 程度)パリやブリュッセルに住んでいた時は、週に一度は食べたものです。
好みで「アリッサ」という唐辛子ペーストをスム―ルに混ぜるのですが、これがクセになって忘れられなくなります。日本で暮らしていて、ふと猛烈にクスクスが食べたくなる時があります。 最近は日本のレストランでも食べられるようですが、私はまだ試したことがありません。安くて美味しいお店をご存知でしたら教えてください。

地中海沿岸では魚のクスクスも多いようですが、パリ周辺では肉が主役です。
私のお気に入りは何と言っても「子羊のモモ肉の串焼き Couscous Brochette d'agneau」、ピリ辛の「メルゲ-ズソーセージ Couscous Merguez」です。
他に鶏肉等も美味しく、「クスクスロワイヤル」はこれらのお肉のミックスがてんこ盛りに添えられていて食べきれません。イスラム圏の料理なので豚は使われません。

スープは、トマトペーストベースで様々な香辛料がたっぷり(国によって微妙に違う)、ニンジン、カブ、ズッキーニ、カルバンゾー(ひよこ豆)がたっぷり入っています。
ひよこ豆のコリコリ感が心地よいです。

野菜もたっぷり、お肉もたっぷり、お値段もお手頃、、、最高の料理です。

ワインはワイルドな(?)北アフリカワインがぴったりです。

先日のパリ旅行でも、しっかりと食べてきました。
美味しかったですよ〜〜〜〜〜〜!!!

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陽気なマダムのパリのモロッコ料理レストラン

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Couscous Brochette d'agneau 黄色い皿がスム―ル、赤いアリッサをのせました。
スープには野菜や豆がたっぷり、、子羊の串焼きに食欲がそそられます ワインはモロッコの赤

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こんな風に混ぜて食べます !!!

皆さんも機会がありましたら是非お試しください。。
Bon couscous !! Bon appetit !!




posted by ピアニストの隠れ家オーナー at 10:44| Comment(0) | 欧州の思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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